フィリピン軍の補給担当参謀長補佐Victor Bayani少将が、2015年1月8日、アメリカ・テキサス州の海軍航空基地統合予備基地(NAS JRB)フォートワースを訪れ、2機のKC-130Tについて2回目の検査を行い、受け入れに同意する文書にサインしました。2機のKC-130Tは2016年第1四半期までにフィルピン空軍へ納入されます。
フィリピンでは2013年の台風被害により、災害時の航空輸送能力が不足していることが明らかになり、アメリカの海外軍事融資(FMF)の助けを借りて中古のKC-130Tを導入します。これによりフィリピン空軍のC-130稼働機は5機となります。
総予算は約5,500万ドルと推定されていますが、そのうち2,000万ドルはFMFが充てられます。
アレーニア・アエルマッキは、2015年1月15日、ペルー国防省へC-27Jスパルタン戦術輸送機2機を、約1億ユーロで納入する契約にサインしたと発表しました。
契約にはサポートと追加2機の発注が含まれており、2013年12月発注の2機は2015年前期に納入し、残りは2016年と17年に納入します。C-27Jはペルー中部のカヤオを基地とする第8航空群に配備されます。
C-27Jは、アンデス地方の整備されていない飛行場で運用できるため選択されました。ペルーのほか、イタリア、ギリシャ、ブルガリア、リトアニア、ルーマニア、モロッコ、スロバキア、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、などからC-27Jは80機以上を受注しています。
2015年1月15日、アメリカ・ネバダ州のネリス空軍基地(AFB)に、アメリカ空軍ウエポン・スクール(USAFWS)で使用される初めてのF-35AライトニングIIが到着しました。
ネリスAFBには2013年3月にF-35Aが配備されていますが、これは第422試験評価飛行隊(422TES テールコード"OT")の所属で、開発評価試験や運用試験に使用されています。今回のはUSAFWS(テールコード"WA")で、F-35パイロットに戦術を教育するために使用されます。
当初は、USAFWSのF-16飛行隊である第16武器飛行隊(16WPS)の指揮下で、F-35コースのカリキュラムやシラバスの作成に使用され、実際の教育は2018年1月から開始される予定です。