ドイツの国防副大臣Katrin Suder氏とエアバス・ディフェンス・アンド・スペースの Bernhard Gerwert CEOは、2015年1月19日、A400M輸送機の納入遅延について協議した模様です。ロイターが伝えています。
ドイツは2014年12月にA400Mの初号機を受領し、2015年には5機の受領を計画していますが、ドイツの雑誌Spiegelは、関係筋の話として胴体の生産に問題を抱え2機以上の納入は無理としています。エアバスDSもヨーロッパ武器庁(OCCAR)の会合で、問題を認めています。
ドイツのほかにもイギリスとトルコも遅延の影響を受けています。A400Mは開発・生産の遅延のほか、性能が目標に達していなかったり、発注国の国防予算削減による機数減などの問題も抱えています。
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ベルギー空軍は、2015年1月9日、F-16 4機と隊員50名がNATO強化航空警戒ミッション(EAPM/BAP)のため、ポーランドのマルボルク基地へ出発したと発表しました。
ベルギー空軍はオランダ空軍と交代して、8月末まで緊急発進任務に就き、2機のF-16は短時間で離陸できるよう準備されます。
現在NATOは、空軍力を持たないバルト3国の防空のため、リトアニアのシャウレイ基地にイタリア空軍のタイフーンとポーランド空軍のMiG-29、エストニアのアマリ基地にスペイン空軍のタイフーン、そして、ポーランドのマルボルク基地にベルギー空軍のF-16を派遣しています。
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航空自衛隊は、2015年1月18日、2014年版のリクルート用コマーシャル・フィルム30秒バージョンを、YouTubeとニコニコ動画で公開しました。
内容はパイロット訓練生と女性カメラマンの恋を描いたもので、ちょっとTBSドラマ「空飛ぶ広報室」を思い出させます。
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アメリカ・ウィスコンシン州のトゥルーアックス・フィールド(ダーネカウンティリージョナル空港)に配備されている第115戦闘航空団(115FW)は2015年1月6日、沖縄県のアメリカ空軍嘉手納基地にF-16Cファイティング・ファルコンを派遣すると発表しました。1月10日にも嘉手納基地に飛来する見通しです。
派遣規模は第176戦闘飛行隊(176FS)のF-16C、12機で、人員はおよそ250名です。嘉手納基地の18航空団(18WG)の指揮下に入り、アジア太平洋地域での作戦能力を高めます。この能力には災害対応、グローバルな防衛体制などが含まれます。また、特に航空自衛隊など、自衛隊との協力関係の強化に加え、国際的な運用能力を向上をめざします。到着次第、115FWは嘉手納基地で訓練を実施します。
115FWはウィスコンシン州のアメリカの国土防衛が主な任務の州兵航空隊で、その部隊が海外展開するのは異例です。同部隊の嘉手納基地への展開は初めてで、嘉手納に州兵航空隊が展開するのも初めてです。
ノースロップ・グラマンは、2015年1月7日、RQ-4グローバルホーク・シリーズ、高高度長時間滞空(HALE)無人航空システム(UAS)の飛行時間記録が順調に伸びていると発表しました。
HALE UASシリーズの機体は、2014年9月10日から9月16日までの1週間には、合計781時間飛行する記録を作りました。このうち87%はアメリカ空軍のRQ-4の作戦飛行で、残りは海軍のBAMS-DとNASAのハリケーン研究用のグローバルホークです。この記録は2014年2月に記録した665時間を上回りました。
この飛行記録が作られた前後に、ノースロップ・グラマンは2機のRQ-4をアメリカ空軍に納入しました。1機は広域監視モデルでノースダコタ州グランドフォークス空軍基地(AFB)に9月10日に配備され、1機は情報収集(multi-INT)モデルでカリフォルニア州ビールAFBに配備されました。
ミシシッピ州モスポイントとカリフォルニア州パームディールで製造されたRQ-4は、2014年8月の時点でアメリカ空軍は33機保有し、2016年と17年にはさらに3機が追加される予定です。