フィリピン軍の補給担当参謀長補佐Victor Bayani少将が、2015年1月8日、アメリカ・テキサス州の海軍航空基地統合予備基地(NAS JRB)フォートワースを訪れ、2機のKC-130Tについて2回目の検査を行い、受け入れに同意する文書にサインしました。2機のKC-130Tは2016年第1四半期までにフィルピン空軍へ納入されます。
フィリピンでは2013年の台風被害により、災害時の航空輸送能力が不足していることが明らかになり、アメリカの海外軍事融資(FMF)の助けを借りて中古のKC-130Tを導入します。これによりフィリピン空軍のC-130稼働機は5機となります。
総予算は約5,500万ドルと推定されていますが、そのうち2,000万ドルはFMFが充てられます。