内閣府は2015年1月9日、各行政機関の特定秘密の指定状況をまとめました。指定された情報は382件で、このうち省庁別では防衛省が247件と最も多くなりました。
防衛関連の秘密指定の内訳は、防衛のために作成された暗号が85件と最も多く、次いで自衛隊の潜水艦、航空機、センサー、電子戦機器、誘導武器、情報収集機器の仕様や性能、使用方法が54件となっています。さらに自衛隊法での防衛出動、治安出動、自衛隊の施設などの警護出動や安全確保のための自衛隊の行動が25件です。
このほか、自衛隊の運用やその見積り、アメリカ軍の運用協力で22件、電波情報や画像情報など情報収集手段で収集した情報が17件でした。