防衛省・自衛隊は、2014年7月16日から7月22日の急患輸送実績を発表しました。
■自衛隊 急患輸送実績
月日 区間 実施部隊 機種
7月16日(水) 壱岐~大村 海上自衛隊 第72航空隊(大村) UH-60J
北大東島~那覇 陸上自衛隊 第15ヘリコプター隊(那覇) CH-47JA
7月17日(木) 父島~硫黄島 海上自衛隊 第73航空隊硫黄島分遣隊(硫黄島) UH-60J
硫黄島~厚木島 海上自衛隊 第3航空隊(厚木) P-3C
壱岐~大村 海上自衛隊 第72航空隊(大村) UH-60J
7月18日(金) 北大東島~那覇 陸上自衛隊 第15ヘリコプター隊(那覇) LR-2
7月19日(土) 喜界島~奄美大島 陸上自衛隊 第15ヘリコプター隊(那覇) UH-60JA
7月21日(月) 座間味島~那覇 陸上自衛隊 第15ヘリコプター隊(那覇) UH-60JA
父島~羽田 海上自衛隊 第71航空隊(岩国) US-1A
アメリカ海軍は2014年7月22日、2015年にブルーエンジェルズに加わる新メンバーを発表しました。
新しく加わるのはチームの副長(XO)とF/A-18デモンストレーション・パイロット3名、イベント・コーディネーター士官、C-130デモンストレーション・パイロット2名、飛行軍医1名、補給士官1名です。
2015年から副長を務めるボブ・フリン中佐、45歳は、アナポリスの海軍兵学校卒の元S-3Bバイキング乗りです。ほか3名のF/A-18パイロットは2名が海軍大尉で、1名が海兵大尉、C-130パイロットは1名が海兵少佐、1名が海兵大尉です。
ブルーエンジェルズのパイロットの任期は通常2年で、毎年半数が入れ替わり、副長は次期隊長(CO)となります。注目度の高い組織だけにアメリカ海軍・海兵隊を代表する人格が求められます。
最近では2011年5月から2012年11月までブルーエンジェルスの隊長を務めていたグレゴリー・マックウェザー大佐が、任期中の不正行為と不適切な指揮の疑惑により解任される事件が起きています。
アメリカ海兵隊第501海兵戦闘攻撃訓練飛行隊(VMFAT-501)ウォーローズが、2014年7月11日、フロリダ州エグリン空軍基地(AFB)からサウスカロライナ州ビューフォート基地へ移動しました。
VMFAT-501は、ロッキード・マーティンF-35BライトニングIIの訓練部隊で、2010年4月からエグリンAFBで空軍の第33戦闘航空団(33FW)傘下部隊として活動してきましたが、部隊の前身であるVMFA-451の時代からビューフォートを基地としており、これで本来の基地に収まることになります。
移動作業は9月に完了し、10月からは訓練が再開される予定です。ビューフォート基地には7つの戦闘攻撃飛行隊が配備されているため、自らを「Fighter Town」と呼んでいるようです。
41年間にわたりアメリカ海軍で活躍したC-9BスカイトレインIIが、2014年6月28日、アリゾナ州デビスモンサン空軍基地(AFB)への飛行で海軍を退役しました。
C-9Bは、マクダネル・ダグラスDC-9-30のアメリカ海軍仕様機で、1972年に5機を発注したのが始まりです。人員や貨物の輸送用に1982年までに海軍が15機、海兵隊が2機を導入し、1983年から1985年までに民間の中古機12機を購入して増備しました。
1980年代中期までに29機の海軍と海兵隊のC-9Bが、アメリカ本土とヨーロッパ、アジアで活躍しました。通常はパイロットとコパイロット、クルーチーフ、2名のロードマスターで運航されました。
2001年からはボーイング737-700の海軍仕様機であるC-40Aクリッパーが、後継機として配備され始め、2014年1月の時点で4機が海軍に残るのみとなり、1機が2月に退役し、2機が海兵隊へ移管され現在も使用されています。