アメリカ海軍は2014年7月22日、2015年にブルーエンジェルズに加わる新メンバーを発表しました。
新しく加わるのはチームの副長(XO)とF/A-18デモンストレーション・パイロット3名、イベント・コーディネーター士官、C-130デモンストレーション・パイロット2名、飛行軍医1名、補給士官1名です。
2015年から副長を務めるボブ・フリン中佐、45歳は、アナポリスの海軍兵学校卒の元S-3Bバイキング乗りです。ほか3名のF/A-18パイロットは2名が海軍大尉で、1名が海兵大尉、C-130パイロットは1名が海兵少佐、1名が海兵大尉です。
ブルーエンジェルズのパイロットの任期は通常2年で、毎年半数が入れ替わり、副長は次期隊長(CO)となります。注目度の高い組織だけにアメリカ海軍・海兵隊を代表する人格が求められます。
最近では2011年5月から2012年11月までブルーエンジェルスの隊長を務めていたグレゴリー・マックウェザー大佐が、任期中の不正行為と不適切な指揮の疑惑により解任される事件が起きています。