グアムのアンダーセン空軍基地で2015年2月15日から2月27日まで、アメリカ空・海軍、航空自衛隊、オーストラリア空軍が参加する86回目の年次軍事演習「コープノース15」が開催されます。
これに参加するため、第35戦闘航空団(35FW)所属のF-16ファイティング・ファルコン14機が、2015年2月4日、10時から正午までに、アンダーセン空軍基地へ向け離陸しました。米軍三沢基地facebookページで紹介されています。
コープノースは1978年に三沢基地で始まり、1999年にグアムへ移動し、オーストラリアが参加するようになり、今回で4回目となります。今回は、アメリカ空・海軍から約1,300名、航空自衛隊から約430名、オーストラリア空軍から約240名が参加するほか、人道支援、災害救援訓練に初めてニュージーランド空軍と韓国空軍が参加します。
空自、アメリカ空・海軍、オーストラリア空軍から航空機100機、23の航空隊が参加する大規模なものとなります。
トランスアジア航空(復興航空)のATR-72-600、機体記号(レジ)「B-22816」が2015年2月4日、台北松山空港で墜落しました。この「B-22816」は台北松山空港を離陸し、金門空港へ向かうGE235便として運航していたものです。
台湾メディアのライブ映像によると、一部でライフジャケットを着用した生存者も確認できます。乗客は53名、乗員を含め58名と見られ、このうち21名が救出されたと台湾の聯合報が伝えています。
このほか、台湾メディアはこの機体は台北松山空港を離陸し、高速近く高架橋に接触し、川に墜落したとも伝えています。
なお、「B-22816」は2014年3月に初飛行、2014年4月15日にデリバリーされた、機齢1年未満の機体です。
トランスアジア航空の事故は2014年7月24日、GE222便が馬公着陸に失敗したものに続くもので、この事故ではATR-72-500(ATR 72-212A)の機体記号(レジ)「B-22810」が大破しています。
トランスアジア航空は現在、ホームページがつながらない状態ですが、FacebookページでGE235便について情報を更新していくとしています。
ニューメキシコ州カートランド空軍基地(AFB)の第58特殊作戦航空団(58SOW)は、CV-22Bオスプレイの着陸演習場に生分解性の接着剤を散布して、舞い上がる砂埃によるエンジンやプロペラの損傷を防ぐ計画を進めています。アメリカ空軍が2015年2月2日、発表しました。
CV-22Bの強烈なダウンウォッシュは凄まじく砂埃を舞い上げます。ニューメキシコ州の演習場の砂埃は石英や軽石を豊富に含み、アフガニスタンなどのものよりエンジンやプロペラに深刻なダメージを与えます。CV-22Bのエンジン1基を交換するには約120万ドルの費用と時間がかかってしまいます。
そのため「ゴリラ・グルー」とメーカーが名付けた生分解性接着剤を演習場に散布して、砂埃が舞い上がるのを防ごうというものです。1回の散布は7万ドルと費用もエンジン交換に比べたら格安で、1年間で9基のエンジン交換が不要になると見積もられています。
環境への影響は1年間の試験が行われ、土地管理局(BLM)の承認も得ました。しかしニューメキシコの乾燥した気候では、6カ月から8カ月に1回は接着剤を散布する必要があるそうです。
トランスアジア航空(復航航空)は2015年2月4日(木)、台北松山発金門着GE235便、ATR 72-600「B-22816」が離陸後、基隆河に墜落した事故について現地23時現在で最新の情報を更新しています。
この便には乗員乗客58名、このうち乗客53名、乗員5名が搭乗していました。搭乗者のうち、中国籍31名でこのうち3名が子ども、台湾籍は乗員を含む22名でこのうち1名が子どもです。
台湾民用航空局は2月4日22時現在で41名を発見、うち26名は死亡、15名は病院に搬送されたと発表しています。また、トランスアジア航空の23時の発表では現場で引き続き17名の旅客を捜索しています。
なお、事故を受けトランスアジア航空は民用航空局の指示に従い、ATR機のエンジン点検を行っています。飛行再開までにこの一斉の特別点検が行われ、終了後に再び運航に戻されます。墜落した「B-22816」は2014年4月に受領した機材で、2015年1月26日に定例の整備を終えたばかりの機体です。
また、墜落した「GE235」便は2月5日から「GE2352」便として運航される予定です。
事故機の製造メーカー、ATRもコメントを発表しており、事故調査にあたる台湾民用航空局をはじめ、製造国のフランス航空事故調査局(BEA:French Bureau d'Enquêtes et Analyses)が支援し、ATRもこの調査に協力するとしています。
海上自衛隊の護衛艦「きりさめ(DD-104)」が2015年2月21日(土)、2月22日(日)の2日間、長崎市出島岸壁で一般公開を実施する予定です。「きりさめ」はSH-60K哨戒ヘリコプターを搭載しています。
一般公開では、搭載するヘリコプターや護衛艦の艦内を見学できるほか、陸上自衛隊の車両、バイクなど装備品の展示も行われます。また、ミニ制服を着用し、記念撮影もできます。なお、停泊時は19時から22時まで電灯艦飾で、イルミネーションを楽しむこともできます。
艦内の見学は、10時から16時までです。また、「きりさめ」の入港は2月20日(金)14時の予定です。
見学や電飾など開催は、天候による変更、中止となる場合もあります。詳細は自衛隊長崎地方協力本部のホームページを参照ください