アメリカ海軍は、CH-53E/MH-53Eヘリコプターの問題点を点検する指示(AFB-346)を、2015年2月7日に発令し、検査チームを世界各地に派遣すると発表しました。
AFB-346は、2015年1月にバージニア州ノーフォークで起きたMH-53Eの事故調査で明らかになった問題点の点検を指示したものです。CH-53E/MH-53Eのキャビン内で、電気配線の18インチ以内に配管された燃料や油圧系統のホースを点検する手順を説明しています。
また、この点検作業を検査する電気配線・燃料配管の専門家チームを韓国のポハン、バーレーンのマナマ、日本の普天間、バージニア州ノーフォーク、カリフォルニア州のミラマーとサンディエゴ、チェリーポイント、ニューリバー、ニュージャージー州の統合基地マクガイヤー・デック・レイクハーストに2月8日から2月9日にかけて派遣しました。
アメリカ空軍は、2015年2月2日、2016年度大統領予算案(予算教書)への概算要求を行いました。総額は1,222億ドルで、最優先の案件としてKC-46Aペガサス空中給油機、F-35AライトニングII戦闘機、長距離攻撃爆撃機(Long Range Strike Bomber)を挙げています。
一方予算削減の対象としてU-2S偵察機を退役させるとしていますが、その代わりにJ-STARS(Joint Surveillance and Target Attack Radar System : E-8C)を再整備するとしています。
また、いつも削減の対象とされてきたA-10サンダーボルトIIは、2019年まで維持して段階的に退役させるとし、F-15Cの退役についてもヨーロッパの同盟国に不安感を与えるため先延ばしするとしています。
陸上自衛隊北徳島分屯地は2015年3月1日(日)、第14飛行隊の創隊5周年記念行事を開催します。徳島空港に隣接する北徳島分屯地が一般開放されます。
当日は開場が9時、催しは10時から13時の開催です。記念式典をはじめ、飛行訓練展示、装備品展示、音楽演奏などが予定されているほか、広報ブースなどが設けられます。また、売店で記念グッズを販売するほか、クイズに答えて記念品をもらえる催しもあります。
第14飛行隊は陸上自衛隊第14旅団隷下の飛行隊で、2010年3月26日に新編された飛行隊です。四国の陸上自衛隊では、初めての航空機部隊の配備でUH-1J、OH-6Dヘリコプターを運用しています。
なお、入場門は、海上自衛隊徳島航空基地正門からは入れず、同正門西側におよそ300メートルほどの場所に特設入場門が設けられます。分屯地内には駐車場も台数に限りがあるものの設けられます。
詳しくは第14旅団のホームページを参照ください。
アメリカ空軍(USAF)のアクロバット飛行部隊、サンダーバーズ(Thunderbirds)が2015年シーズンに向けて準備万端のようです。すでに2月1日(日)、アメリカ・アリゾナ州グレンデールのフェニックス大学スタジアムで開催された第49回スーパーボウルにあわせ、会場上空を飛行しました。この会場には本拠地、ネバダ州のネリス空軍基地からフライオーバーを行いました。
今後、サンダーバーズは2月22日にフロリダ州デイトナビーチのインターナショナル・スピードウェイ、3月8日に本拠地のネバダ州ラスベガスで基地に隣接するモーター・スピードウェイでのフライオーバーの後、2015年3月13日(金)から3月15日(日)までに開催されるティコ・ウォーバード・エアショーのうち、土、日の2日間にエアショー参加で、本格的なシーズンを迎えます。
F-16ファイティングファルコンでの展示飛行は33シーズン目となります。2015年は39カ所で71回のパフォーマンスを披露します。また、ブライトリング・ジェット・チームとの競演も各地で予定されており、ヨーロピアン・スタイルとアメリカン・スタイルを一気に見比べることができることも今シーズンのアメリカでのエアショーの大きな魅力の1つです。