【北京=蒔田一彦】中国環境保護省の呉暁青次官は8日、北京で開会中の全国人民代表大会に合わせて記者会見し、2013年の全国74都市の大気1立方メートルあたりの微小粒子状物質(PM2.5)の平均濃度が72マイクロ・グラムに達したことを明らかにした。
中国の環境基準は1立方メートルあたり35マイクロ・グラムで、2倍超となった。
北京市と、周辺の天津市、河北省を合わせた地域の年間平均濃度は環境基準の約3倍にあたる同106マイクロ・グラムに達し、汚染が特に深刻であることを裏付けた。
呉次官は、大気汚染対策について、「我々は持久戦に臨まなければならない」と述べ、長期的な取り組みの必要性を強調した。
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本格的な花粉シーズンに入り、当面は飛散量の多い状態が続く見込みだ。日用品店やドラッグストアなどでは対策グッズ商戦が熱を帯びている。ロフトで売れ筋の商品を調べた。
1位の「クロニタス 抗ウイルス・除菌首かけマスク」は、ストラップで首からかける「エアマスク」と呼ばれるタイプ。除菌剤などに使われている二酸化塩素の発生剤を含んでおり、空気中のウイルスや細菌だけでなく花粉の除去にも効果があるという。
2位の「カワイイ女の贅沢(ぜいたく)マスク」は、顔がすっきり見える形状として女性に人気。口元には肌触りの柔らかい不織布を使用した。3位の「三次元高密着マスク」は顔にぴったりとフィットし、鼻やほお、あごの部分にできやすい隙間をなくして花粉の侵入を防ぐ。
4位の「ユッカ ウォーターヴェール」は、ミストを顔に吹き付けるタイプの商品。液剤が肌に付着した花粉を覆い、アレルギーの元「アレルゲン」の流出を防ぐことで症状を抑えるという。メークの上からでも使え、こちらも女性に人気だ。
5位の「JINS 花粉Cut オーバル」は目の周りをすっぽりと覆うタイプのメガネ。花粉を最大98%カットするといい、目のかゆみに悩む人におすすめだ。JINSの眼鏡店では、追加料金で度付きレンズにもできる。
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ケロット柄モバイルバッテリーの豪華セットです。
※新品未使用です。写真撮影の為のみ開封しています。
セット内容
○モバイルバッテリー×1
・バッテリー2600mAh
・充放電回数500回以上
・充電時間5V/1.5Aで約6時間
・対応機種USB端子充電スマートフォン
○充電用接続コード×1
○充電器用コネクター×4 iPhone(4sまで)、micro USB、mini USB、PSPに対応
○モバイルバンド×1
○カールコード×1
○カラビナ×1
○モバイルクリーナー×1
東日本大震災による避難生活の疲労などが原因の震災関連死を巡り、東京電力福島第一原発から30キロ圏にあり多くの住民が避難する福島県の市町村で、認定率に最大2倍のばらつきが生じていることが、関係自治体への取材でわかった。
関連死には認定の統一基準がなく、判断が自治体に委ねられている中、複雑な経緯をたどった原発事故避難との因果関係をどう見極めるか、苦慮している実態がうかがえる。
福島県の関連死認定者は1月末現在で1632人。うち9割が避難指示が出るなどした原発30キロ圏内の12市町村で占められ、1月末現在、申請者の81%にあたる1581人が認定された。ところが、市町村レベルで見ると、認定率はまちまちだ。双葉町、大熊町など福島第一原発の立地自治体と周辺の双葉郡8町村は、郡として審査を一括で行っており、認定率は89・6%と最も高い。
一方、飯舘村は43・3%にとどまる。また、田村市は80%、南相馬市は78・3%、いわき市は61・3%となっている。
国と福島県は震災後の2011年5月に協議し、「原発事故も関連死の対象となる」との見解を各市町村に通知。参考として国は、04年の新潟県中越地震での同県長岡市の事例を各自治体に伝えた。地震発生から死亡日までの日数が主な判断材料だった。
しかし、福島県では現在も13万人以上が県内外に避難。避難の経緯や置かれた環境も様々だ。自宅から着の身着のままで体育館や公民館へ逃れた後、仮設住宅などに移るまでの間、十数か所を転々とした人もいる。避難先も、暖房設備が不十分な体育館などで寝泊まりした人々がいる一方で、温泉旅館やホテルで過ごした人もいる。中越地震の基準を当てはめるのは難しい、と県はみている。
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放射線量が国の基準値(地表1メートルで毎時0・23マイクロ・シーベルト)以上の区域の全面除染を行っている茨城県取手市は6日、区域内の宅地の除染に着手した。県内で全面除染を行うのは取手市だけで、他の自治体は希望者だけを対象としている。
市が2012年1~3月に、市全域約6996ヘクタールで放射線測定を行ったところ、67%が基準値以上だった。昨年12月から該当区域の全住宅約3万4600軒で玄関前や庭、雨どい下などの放射線測定を行っており、この日、基準値以上の場所の除染に取りかかった。
同市中内の倉持行雄さん(79)宅では、倉庫の雨どい下が同0・23マイクロ・シーベルトで、業者5人が約30分かけて約1平方メートルにわたって土を掘り、上下を入れ替える「天地返し」を行った。放射線量は同0・18マイクロ・シーベルトに下がった。現在、約1万7600軒の測定を終え、そのうち約1300軒が除染対象になっている。
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