【北京=蒔田一彦】中国環境保護省の呉暁青次官は8日、北京で開会中の全国人民代表大会に合わせて記者会見し、2013年の全国74都市の大気1立方メートルあたりの微小粒子状物質(PM2.5)の平均濃度が72マイクロ・グラムに達したことを明らかにした。
中国の環境基準は1立方メートルあたり35マイクロ・グラムで、2倍超となった。
北京市と、周辺の天津市、河北省を合わせた地域の年間平均濃度は環境基準の約3倍にあたる同106マイクロ・グラムに達し、汚染が特に深刻であることを裏付けた。
呉次官は、大気汚染対策について、「我々は持久戦に臨まなければならない」と述べ、長期的な取り組みの必要性を強調した。
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