北海道教育委員会は18日、2013年度の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)」の道内分を初めて地域別にまとめ、道議会文教委員会に報告した。
50メートル走や反復横とびなど全8種目の合計得点は、札幌、旭川、函館3市の「大都市・中核市」が全道平均より低い傾向にある一方、「町村」と過疎地や離島の「へき地」が全道平均を超えていることが分かった。
今回の全国体力テストは13年4~7月に行われ、同12月に都道府県別の平均値が公表された。全道平均は小5男女と中2女子が最下位、中2男子は46位で、道教委は対策強化として、14教育局管内別と市町村規模別の平均値を初めて集計、分析した。
全国平均と比べると、「大都市・中核市」の小中学校は、1・77~4・71ポイント、釧路市や北見市など32市の「その他の市」は1・90~4・81ポイント、それぞれ下回った。これに対し、「へき地」は全国平均との差が小学校で特に小さく、0・51~0・65ポイント差にとどまった。
体力向上の目標を定めている小学校の割合をみると、へき地が全体の32・2%だったのに対し、都市部は5・3%しかなく、道教委は「都市部の取り組みが足りておらず、今後は生活習慣の改善と合わせて指導を徹底したい」(健康・体育課)としている。
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