デンソーは3日、運転手のまぶたや顔の動きを赤外線カメラで検知し、居眠りや脇見を防ぐシステムを開発したと発表した。
赤外線を使うことでサングラスの着用時や夜間でも顔の動きを認識できるのが特長で、日野自動車が2月以降に発売した新型トラックや観光バスに採用されている。
カメラで運転手の顔を撮影しながらコンピューターで解析し、数秒間、横を向いたり、目を閉じたりし続けていると、警告音を鳴らして注意を促す。多くの人の顔のパターンを覚えさせているため、輪郭や目鼻の形の違いに影響されずに検知できるという。
自動運転技術への関心が高まる中、自動車メーカーはカメラやレーダーを活用して交通事故を防ぐ技術の開発に積極的だ。トヨタ自動車も既に同様のシステムを開発しており、高級車ブランド「レクサス」などに採用している。
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