はしか(麻疹)の患者数が今年に入って急増している。静岡県内の患者数は累計23人(今月23日現在)で、昨年1年間の7人をすでに上回った。
県は「流行の拡大に備え、感染予防を心がけて欲しい」とし、手洗いやうがいの徹底、予防接種を呼びかけている。
県疾病対策課によると、保健所別の患者数は、東部21人、西部1人、浜松市1人。県内の累計患者数は、東京都(28人)、千葉県(21人)、京都府(20人)に次ぎ、全国で4番目(同16日現在)。渡航して感染した可能性があるという。
はしかは、せきやくしゃみなどで感染し、10~12日の潜伏期間を経て発症する。高熱や発疹などの症状が現れ、肺炎や中耳炎などの合併症を引き起こすことも多いという。
小児病 百日咳・はしか・おたふく風邪・風疹・しょう紅熱・水ぼうそう/ラビ・ロイ/カローラ・ラーゲ・ロイ/熊坂春樹