広島県は11日、三原市内の産直市場3店舗で「セリ」として販売された商品が、有毒植物の「タガラシ」だったとわかったと発表した。
これまで健康被害の報告はないが、食べると口などに炎症を起こすおそれがあり、購入店舗に連絡するよう呼びかけている。
食品生活衛生課によると、3店舗は「やっさふれあい市場」の三原、本郷の両店と、道の駅「みはら神明の里」。同市内の70歳代の農家男性が自宅付近の田んぼで採取して計49束持ち込み。1束130円で45束が販売された。10日に商品を購入した客から三原店に指摘があり、判明した。
毒 プレート SUN 1199