アメリカ空軍が開発中のボーイングKC-46Aペガサスの初号機(民間登録記号N461FT)が、2014年12月27日、ワシントン州のエバレット工場に隣接するペインフィールド飛行場で、ハイスピード・タキシーなどを実施しました。YouTubeに動画が投稿されています。
KC-46Aにはまだフライング・ブームは装備されておらず、この状態で初飛行してから空中給油に必要な機材を搭載します。当初の予定では2014年半ばには初飛行し、2015年初旬には空中給油システムを完備した状態で再び初飛行する予定でした。
給油システム以外は民間型の767で実証済みの機体ですから、間もなく初飛行するものと見られます。動画では、航空自衛隊のKC-767Jより暗いガンシップグレーでペイントされたKC-46Aを見ることができます。また、エンジンが取り付けられていないANAカラーの787や、エティハド航空のニューカラーの787なども見られます。