アメリカ海軍は、MQ-8Cファイアスカウト無人ヘリコプター初の艦上試験を、2014年12月19日に完了したと発表しました。
艦上試験は、バージニア州沖を航行するイージス駆逐艦、USSジェイソン・ダンハム(DDG-109)で5日間にわたり実施されました。MQ-8Cは3回の飛行と、32回の離着艦を実施し、離着艦の手順を確認しダイナミック・インターフェースの試験を行いました。2015年には運用試験を実施する予定です。
MQ-8Cは、すでに配備されているMQ-8Bの拡大版で、2倍の航続力と3倍のペイロードを搭載することができます。コンポーネントのほとんどがMQ-8Bで実証済みなため、運用における信頼性は非常に高いとしています。
ノースロップグラマンは海軍に30機のMQ-8Bを納入済で、海軍は40機のMQ-8Cを調達する計画を立てています。