日本原子力研究開発機構は6日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、職員のパソコン(PC)1台がウイルスに感染し、情報が外部に漏えいした可能性があると発表した。PCにはもんじゅの運転管理に関するデータは含まれておらず、原子力機構は安全上重要な情報の漏えいがないことを確認したという。
原子力機構によると、もんじゅの当直職員が2日、発電課内で使用するPCで動画再生用のフリーソフトを更新しようとしたところ、別の不審なサイトに接続された。その際、ウイルスに感染し、データが外部に送信されたという。
PCには課内の訓練や会議に関する資料などが入っていた。
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