東芝は医療・健康関連の「ヘルスケア」ビジネスを強化する。2012年度の売上高約4000億円を17年度には1兆円に増やし、原発などのエネルギー事業、半導体事業に次ぐ3本目の柱として育てたい考えだ。
東芝は、ヘルスケア事業のなかでも、CT(コンピューター断層撮影法)装置など「診断・治療」分野に強みを持つ。
事業強化の一環として、息の中に含まれる成分をすぐに分析し、病気の早期発見につなげる「呼気分析装置」を15年度に発売する計画だ。さらに、今後、病気が起きるリスクを低くする「予防」など他分野の強化も図る予定で、数千億円規模の企業の合併・買収(M&A)を検討する。
ヘルスケア事業は長期的に安定した収益が見込めるため、日立製作所が医療機器メーカーの日立メディコを完全子会社化するなど、各社とも強化を図っている。
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