小野寺五典防衛大臣は、2014年6月25日、青森県知事と会談した直後の臨時記者会見で、航空自衛隊の次期戦闘機F-35AライトニングII最初の配備先が、三沢基地になると明らかにしました。
小野寺防衛相は「F-35の最初の配備先が三沢基地になる。平成29(2017)年度から最初は4機、最終的に三沢に配備するのは約20機程度になる」と記者の質問に答え、青森県や三沢基地周辺自治体への説明を約束しました。
航空自衛隊は築城基地のF-15飛行隊、第304飛行隊を那覇基地へ移動し、三沢基地のF-2飛行隊1個を築城基地に移動、三沢基地はF-2の1個飛行隊とF-35の1個飛行隊の態勢にするものと思われます。F-35導入で解散か再編成されるF-4飛行隊や、2個目のF-35飛行隊の配備先は不明です。
小野寺防衛相は、このほか航空自衛隊が導入すると見られるグローバルホークについての質問も受け、具体的な機材や配備先は検討中であるとしました。