病院などの給食を手がける「九州医療食」(本社・福岡市博多区、川辺義隆社長)が、みやま市瀬高町に食材の中間調理工場を新設することになり、24日、同市と企業立地協定を締結した。
同社は九州7県にある約100の病院や高齢者施設で給食を提供。現在は同社従業員が各施設に出向いて調理しているが、品質を一定の水準に保つため、下ごしらえを工場で一括して行い、各施設へ配送することにした。
新工場は、縫製工場だった建物を改修して使い、整備費は約7億円。今年6月の操業開始を目指す。地元から12人を新規雇用し、3年後には60人規模にまで増やしたいという。市は固定資産税を3年間減免するなどの支援をする。
川辺社長は同市山川町のたこ焼き製造販売会社「八ちゃん堂」の創業者。締結後の記者会見で「みやまはなじみの土地である上、九州各地への交通の便が良い利点がある」と述べた。西原親市長は「多くの雇用が望める。立派に成長してほしい」と語った。
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