【温州(中国浙江省)=鈴木隆弘】中国国営新華社通信などによると、四川省東部の南充市で6日までに、肺炎で死亡した49歳の男性から鳥インフルエンザ(H5N6型)のウイルスが検出された。
同型に感染した人が死亡したのは世界で初めてという。
感染経路は分かっていないが、男性は死んだ鳥と接触したことがあった。男性と接触した人に現在のところ異常はみられない。人から人に感染する可能性は小さいとみられる。
4月23日、同市内の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが確認され、5月3日になって同型と判明。当局は陽性の反応が出た鶏1338羽を殺処分していた。
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