ブラジルのエンブラエルは、サンパウロ州のガビアン・ペイショート工場に、KC-390用最終組み立てハンガーを建設しました。ジルマ・ルセフ大統領らを招き、2014年5月20日に開所式を開催しました。
KC-390は2009年に開発が開始され、ブラジル空軍が量産契約を結んだ新しいジェット輸送/給油機です。貨物や人員輸送、空中給油、捜索救難、山火事消火などさまざまな用途が期待されています。ブラジル空軍が28機発注したほか、外国から32機の引き合いがあります。
組み立てハンガーは3万平方メートル以上の広さを持ち、試作機の製作は2014年6月から開始されます。
[0回]
PR