イラク政府は、イスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」の攻勢を受け、ロシアからスホーイSu-25攻撃機5機を緊急輸入し、3〜4日後には戦闘に投入します。BBCが2014年6月29日に報じています。
また、2014年6月27日付けのワシントンポストによると、イラク政府は1991年の湾岸戦争でイランへ逃げ込んだ空軍機約130機の返還を求める交渉をしています。現在何機が作戦可能かは不明ですが、Su-24が24機、ミラージュF1が24機、MiG-23が12機があるとされています。イラン政府は、1980年代のイラン・イラク戦争の賠償であると主張しています。
アメリカも最新のF-16やAH-64を供給する予定ですが、イラク政府は今すぐに使える兵器を求めているようです。