ノースロップ・グラマンとアメリカ海軍は2014年6月11日、MH-60RシーホークとMQ-8Bファイアスカウトの共同運用試験に初めて成功したと発表しました。
この飛行試験は5月12日、カリフォルニア州サン・ディエゴの沖合で、沿海域戦闘艦USSフリーダムを使って行われました。この成功により、MQ-8BがMH-60Rによる偵察任務を補完し、目標物や地域を、より長時間に渡り監視し続けられることが実証されました。実際の運用開始は2014年後半に予定されています。
MQ-8Bはノースロップ・グラマンによって開発された無人ヘリコプターで、偵察任務や、小規模ながら攻撃もこなすことができます。先代のRQ-8Aは2002年に、MQ-8Bは2006年に初飛行し、現在は米海軍で28機のMQ-8Bが運用されています。
また、より大型で高性能なMQ-8Cも開発中で、この導入も進められる予定です。