アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は2014年5月12日、国務省がベルギーへF-16A/B Block 15 MLUのアップグレードと関連機器、部品、トレーニングなどを対外有償軍事援助(FMS)で輸出することを承認したため、この輸出案を議会へ報告しました。
ベルギー政府は、F-16A/B Block 15 MLUを運用飛行プログラム(OFP)tapes S1 M5とM6にアップグレードすることを求めており、このためLN- 260 GPS-INS航法システムを69基、ROVER IV画像受信機を8基、AN/APX-125 IFF無線機を62基などと、これらのインテグレーション、部品、支援機器、訓練、サポートなど推定1.13億ドル分の売却を要求しています。
DSCAは、ベルギー空軍のF-16A/B Block 15 MLUアップグレードがNATOの軍事能力を高め、アメリカの国益に合致し、地域の軍事バランスを損なわないと評価しています。