防衛省は陸上自衛隊に導入するオスプレイを佐賀空港に配備する方針で、武田防衛副大臣が佐賀県知事を表敬訪問し、受け入れを要請します。時事通信などが伝えています。
2013年12月17日に閣議決定した「中期防衛力整備計画」では、陸上自衛隊にオスプレイとは明記していませんが、「ティルト・ローター機」を新たに導入するとしており、この基地として今回、佐賀空港を候補として選定したと見られます。武田防衛副大臣はこのほか、陸上自衛隊目達原駐屯地も視察する予定です。
小野寺防衛相は7月18日の記者会見で、2015年度予算でオスプレイを念頭にティルト・ローター機の購入で予算を組みたいとして、南西諸島の防衛強化、離島など滑走路の無い地域への対応で有効な航空機だとしています。