国際的な非難をよそにガザ地区への攻撃を続行するイスラエル軍ですが、戦意高揚のためか事故で大破したF-16Dを修復して作戦に投入したとのプレスリリースを2014年7月31日に公表しています。
"バレー"飛行隊のF-16Dは、2013年1月2日、訓練を終えてラマト・デビッド基地に着陸したところ車輪のひとつに不具合が発生し、パイロットと兵装システム士官(WSO)は時速400キロで射出脱出しました。脱出した乗員にケガはありませんでしたが、機体は片翼と胴体下部などに大きなダメージを負いました。
機体はテルノフ基地の整備部隊へと搬入され、イスラエル軍のエンジニアらによって1年以上かけて修復されました。修復完了のセレモニーが予定されていましたが、ガザ作戦が始まっており予定を早めて部隊へと復帰し、作戦に投入されました。"バレー"飛行隊隊長のM中佐は
、寸暇を惜しんで機体を修復した整備部隊に感謝の意を伝えています。